▼水曜はこの絵でこの絵で日記のつもりでしたが絵は仕上がらないわ仕上がってもテキスト書けてないわで結局一回休みでした。とほほ。
なかなか、水・日の更新ペースに戻ってこれないです･･･ウチみたいな凡人はとにかく絵は描いて描いて描きまくらないと上達なんてしないからペース決めて絵日記にしようって決めたのに･･･ねぇ。

｢その約束は誰とした？｣

や。今日BLOOD-Cを２話から一気観したんでなんとなくそんなフレーズが。
＃なぜ２話からというと１話は撮り逃したって言うかスルーしてたもので。

まぁ、自分との約束ですが。なかなか守れなくて歯がゆいところ。

▼でー。今回の絵はちょっと自分のセオリーから外して描いてみました。
といっても色塗りだけですが。他はいつもどおり。
アニメ的ベタ塗りは良くやりますけど(ベタ塗りって言ってもブラシでガシガシやってたりしますが)、色のパレットを、自分のを使わなかったということで。
大体良く使う色で肌の色はこれ、って感じで一度作った色を使いまわしてるんですが、だんだん、本来のキャラの色とかけ離れた色になっていやしないかとか思いまして。
あと、また別の思惑もありまして。
TGS2011でときメモ２グッズもいくつか出たそうなんですが限定の版画とかそんなん買えねーよヽ（`Д´）ﾉ ってことで、買えないなら手前でそれっぽいもの描いて満足しようってことで。
そんなこともあって、せっかくだからとサンプル画像から色を抽出して、出来るだけ色の雰囲気は似せてみようって。
そんな感じで描き上げたのが今回の絵ですー。


なんだろう･･･色を似せると妙に生々しく感じる･･･ウチだけか･･･。


ていうか肌の色がやっぱ今まで白すぎたのかなーとか思ったりもする。
毎回この色で本当にいいのかと悩んだりするんだけど、｢見慣れた色から脱却する自信が無い｣のと｢これだ、という調色が出来ない｣のとでずるずるしてました。
今回のを踏まえてもう一回、自分なりの色を調色してみたいです。


▼ついカッとなって



3DS買っちゃったわけですが、ソフトまで買う余裕は無くて今はもっぱら音楽プレイヤーに。
何気に、こういうハードの音楽プレイヤーのビジュアルエフェクトが楽しみだったりします。
３DSは任天堂ならではのアプローチが楽しいですね。エキサイトバイクのコースがイコライザー代わりになってるって斬新すぐる。
ソニー機種だとスタイリッシュなデザインが優先されちゃったりするんですけど。看板ソフトがあるって強いですね。
＃PS3の地球のビジュアルは好き。アレのアップデートで太陽系とか作ってくれませんかね。

何はともあれ、これでアレの迎撃体制は整いました。
それまでに原稿、ちゃんと仕上げないとね･･･。

▼ていうかこの秋から冬は誘惑が多すぎるんですよ。
リボルテックのアヌビスとジェフティにFigma凛子にヴァッシュは再販、ジムIIもついに出るし月周回衛星かぐや、R-GRAY、MGSのHDエディション、あと映画はやぶさに東京モーターショー･･･。どうしろって。
ICOとワンダも欲しかったけどこんな状況だから今回はちょっと保留だったり。
そんなこんなだからほんとに10月から原稿着手しないといけません。
がんばらないと。。。

▼最後にモもレー。
> あー、ウチも脇に居てニヤニヤしたかったッ
残念だったねぇ。その機会は永遠に失われた。次はワタシが誰かにニヤニヤさせてもらうターン･･･さぁッ！我に捧げよッ！

> そこで楽しげに対応できればバッチリ。
そうか･･･ウチには高いハードルだね･･･下をくぐってはダメかい？

▼なんだかもうずいぶんと前の話のようになってしまうのですが、８月にあったアレの話をば。

本人は不本意らしいんですがウチ的にバーナビーのコスプレが一番似合ってたって言うか自然すぎて噴いたっていうかだったので、本項目では彼のことを｢バーナにぃやん｣と呼ばせていただきます。
そのバーナにぃやんからお誘い受けたんですよー。森行きましょーて。
森って言うのはー。秋葉原のいわゆるメイドカフェのひとつ｢うさぎの森Ｌ⇔Ｒ｣のことで。
にぃやんの話を聞くとなんか面白そうだなぁとは思っていたんですけど、正直メイドカフェの雰囲気ってのが実は苦手でして。
メイドさんは好きだけどメイドさんが主役じゃちと落ち着かない。メイドさんはあくまで従業員として脇にいてくれるくらいでいいんです。
料理を食べに行って、そしたら店員さんがメイドさんだった、くらいのほうが。
てなことで一人で行くとかウチにはできないもんで、何とか誰かと行く機会はないものかと思ってたところなんですが。ええ。

で、今回のお誘いで。その日は仕事休みだったんでにぃやんの仕事上がりにあわせて秋葉に行って。
そこでアニィ氏と合流して。やべぇ二人ともイケメンでウチだけキモヲタに見えるよ･･･とか思いながら入店ー。
まだこの頃はバーナにぃやんの罠には気づいていなかったのである･･･。

店内に案内され。メニューを見ながら。
｢実はお誕生日用のメニューがあるんですよね･･･｣

(ﾟДﾟ)

｢これ･･･ぜひともTATさんに頼んでもらいたいなぁって･･･いや出来ればでいいんですが･･･｣

(((；ﾟДﾟ)))

や、やられた･･･ッ！
｢できれば｣ってそこで｢だが断る｣って言えるほどウチ露伴先生じゃねぇーッ！！
ま、まぁアンミラほど恥ずかしいことにはならないだろう、と意を決してそのメニューを注文。をにぃやんにお願いする。
｢誕生日メニューをお願いします｣
｢わぁ！どなたが誕生日なんですかぁ？！｣
｢この方｣｢ウチです･･･｣
｢わぁ〜！おめでとうございますぅ〜！！｣

もうこの時点で顔から火が出そうだし、多分｢ぼのぼの｣的に

｡･ﾟ･(＞ω＜)･ﾟ･｡

こんな風に汗をかいてたと思う。
そんでもって。

｢当店のウサギ二羽とチェキが撮れるんで、誰でもいいから選んでくださいね〜☆｣

｡･ﾟ･(＞ω＜)･ﾟ･｡
なん･･･だと･･･？
なんと言う無茶ぶり･･･！いやここで自然と｢じゃああの子とあの子｣って選べるのが普通なのかもしれんがー！ごめんウチ魔法使いだし･･･←

｢誰でもいいのでだいじょうぶですよ〜☆｣
とか早く選べと真綿で首を絞めるように催促が来る。いや、色々店内のイベントとか料理の都合とかでしょうがないらしいんだ。そこでウチがとった行動は･･･

(´；ω；`)＜｢にぃやんのオススメでおながいしまつ｣

まさかのチキン発動。いいよチキンで･･･。
で。この選ぶのにだいぶ時間がかかってしまったせいで。


ま　さ　か　ど　。



否。


ま　さ　か　の　。

店内イベントとバースデイイベントのバッティング。
マイク持ったイベント進行の二人がテーブルまで来て店内に響く声でお祝いしてくれまつた。
｢生まれてきてくれてありがとうございますっっ！☆｣


(´；ω；`)＜ねぇ神様
僕を握り潰して　そっと火をつけてくれないかな
煙になって　願いを空へと届けるから
(Mr.Children さよなら2001年)


いや･･･うん･･･生まれてきてくれてありがとうってフレーズは大好きなんで･･･まさか自分がいわれる立場になるとは夢にも思わんかったけど･･･まー。
色々と。滅多にない経験をさせていただきましたわ。
もう明らかにキョドってて見ている分には実に面白かったであろうなっ！くそぉ！それならば本望だよっ！おのれディケイド！

で、誕生日のお料理ですが。


これが結構なボリューム･･･。味付けがやや濃い(美味しいのですが)ので見た目以上にボリュームがありました。少し手伝ってもらって完食。

てな感じでお時間でお開き。
お店は広い店内で雰囲気も良いので。先述のような好みとはちと違うのですが、機会があればまた行きたいところです。何人かで。そして今度は誰かが祝われてるところを眺めてニヤニヤしてやりたい･･･。

あ、ええと、本気でテンパってたので誤解されがちですがいやな気はしてません。今となってはいい思い出。ってやつで楽しかったんですがなにぶんテンパってましたので･･･。


▼近況。
アマゾンで劇場版トライガンBD初回版が残りわずかでオススメされたんでポチッた。
改めて観て思った。面白い！
や、最初映画館で観たときは、コンセプトを見誤ってて期待が別ベクトルだったんで素直に楽しめなかったんですが、一度観て解説など読んだ今としては楽しむべきコンセプトがガチはまってるんで素直に楽しめました。
ああもうお詫びしたい。内藤センセに土下座して謝ってお礼言いたいー。

冬の本のストーリーを考えすぎて先々のキャラまで考えてしまった、そんなに描く余力ないのにｗ
でも描ければ全４話くらいで描きたいですねー。でも一回に１話分は描けないから、各話前後編で８回分？長いわー。

といったところで今回はお開きどすー。

僕等の前にもう少しだけ　まともな世界が降るように
あなたの前にもう少しだけ　嬉しい知らせが降るように
今日よりも　現在よりも
　　　Mr.Children-さよなら2001年より

▼あれから10年が経ちました。
残業に疲れた体を引きずって、帰宅してつけたテレビがなにやら騒がしい。
ライブ中継のようである。大都市が映っている。煙が上がっている。何が起こったのかまだわからない。

当時はtwitterもないし。自分にとって即応性のあるニュースサイトもなかった。
携帯でニュースなんか見ない。職場にテレビはない。帰り着くまでまったくの無知。

もっとも、コトが起きたのは家に帰り着く数分か前だったんだと思う。
今となってはそのときの記憶はあいまいだ。
そのときライブで見たような気もするし、あわただしく編集したであろうリプレイだったのかもしれない。
二機目が突っ込んだ。
映画だと思った。
フィクションだろう？と思った。思いたかった。
紛れもないニュース映像だった。
それから、ひどい映像を何度も観た。見せられた。
たまらず絵を描いた。当時ハマっていたお絵かき掲示板。
舞台はニューヨーク。ニューヨークといえば自由の女神。
その女神が涙を流す絵を描いた。賛否はあった。でもそれはどうでも良かった。
忘れてはいけないことだと思った。
ヒトは何か動作を組み合わせることで強く記憶することができるという。ウチは絵を描くことで忘れまいとしたのかもしれない。


対岸の火事。
正直に言えばそうだ。
恐ろしい事件が起こった。世界に影響の出ることだ。
だが多分、自分の生活には微々たる影響なんだろう。
物価が上がるかもしれない。テロに警戒して交通が少し不便になるかもしれない。
でも知り合いが巻き込まれたわけじゃない。飛行機(食わず)嫌いのウチは多分アメリカにも行かない。カヤックとかありえないし。
もちろん忘れることはできない。
その年の年末だったか、年が明けてからか、Mr.Childrenのシングルのカップリング曲に、その歌はあった。
｢さよなら2001年｣。そこでウチはまた絵を描いた。
まともな世界が降るように。それをウチは白い羽にイメージを重ねた。

かくして、10年目を迎えた。世界は相変わらず混沌としている。
あの日に巻き込まれてしまった人たちに、少しでもいいことが、日々積み重ねの中｢今日よりもいいこと｣があったのだろうか。
時々この曲を再生する度にそんなことを思ってた。
今年は、今年も、何事もなく9.11を迎えるものだと思っていた。


今から半年前にアレが起きた。
10年前とは状況が違う。
自分も揺れの中にいて恐怖を感じ、実際の目の前の被害を目の当たりにして、帰宅困難者の一人にカウントされつつも歩いて帰り、変わり果てた自宅の自室を見て呆然とした。
職場を出る前にテレビを見た。恐ろしい映像だったが、そのときはいつ帰れるのか、そのことのほうが気になってた。
携帯を開く。電池があまり持たないので少しずつ。少しずつ入ってくる状況。
異常の中に置かれた自分が平常でいられないこともわかった。勤めて冷静に、ただフル回転でものを考えようとしていたが、ショートするばかりだった。
何しろすべてが想定の範囲外、今まで経験も想定もしたことがない事態である。
帰り着いて、何とかもとの場所に残っていたテレビをつけた。その映像は食欲すら奪った。

今でもよみがえる記憶。
しかし少しずつ薄れいく鮮明感。
テレビで津波の検証をするときに、今まで流されていたものよりさらに衝撃的な映像が流され言葉を失う。
すべては忘れてはいけない記憶。伝えていかなければならない記憶。


すべてが払拭された幸せな世界が続くのであれば忘れることも許されるだろうけど。
世界はなおも緊張が続き、日本は4枚のプレートの上にのった地震国なのである。
先ほどの番組で、これまでの数々の津波被害から、万全の対策を採ってきたという町が今回大きな被害を受けた、という内容があった。
立派な防潮堤ができて、避難訓練のときに歌い継がれてきた津波の歌もいつしか歌われなくなった、その油断が避難を遅らせた、等々。
忘れてはいけない。奢ってはいけない。完全はないのだから。

そしてもちろん、今もなお苦しんでいる人たちがいることも。
自分達はすでに対岸の火事ではなく、同じ危機の上のいるのだということを。
ともに歩んでいくのだということを。
忘れない。

そんなことを、今日この日に黙祷しながら思ったのでした。

９月最初の日記をこれにするつもりはなかったんですけどね。
次回からは通常営業！したい･･･。